2008年5月15日木曜日

やっと勝った


千葉爆弾がついに炸裂!

・・・と言いたいところだけど、課題は山積みに見えました。
相手が京都だったから勝てただけ

京都は田原をターゲットにロングボールを多用。
千葉はDF斉藤をボランチに上げて、田原に仕事をさせなかった。

これがうまくいっただけに思います。
あさっての大分戦でどれだけできるかが重要です。
私ももちろんフクアリにかけつけます!


 終了を告げるホイッスルが響いた瞬間、千葉の選手は笑顔で固く抱き合い、まるで優勝したかのような大歓声がピッチを包み込んだ。12試合目で待ちに待ったリーグ戦初勝利。長いトンネルを抜け出し、坂本は「うれしい」と涙を浮かべた。

 勝利への気迫が90分間みなぎっていた。クゼ前監督が7日に解任され、選手全員で話し合った。「監督1人の責任じゃない。先に点を取るためリスクを冒そうと話した」と坂本。監督交代の荒療治は、選手に攻撃的な気持ちを呼び戻した。

 後半23分の決勝点は選手の思いが結実した。新居からの縦パスを受けたレイナウドのシュートがポストに当たったところを、詰めた工藤が押し込んだ。「感覚で走り込んだ」と工藤は照れたが、“虎の子”の1点は得点意識の高さが導いた。

 近くの選手の間を何度もパスが往復し、敵のゴールに迫れないかつての姿も減った。京都の加藤監督が「気力、運動量、球際の強さすべてで相手が上だった」と舌を巻いたように、監督交代の“カンフル剤”はひとまず効いたようだ。

 この日朝に来日、試合前にはサポーターにあいさつしたミラー新監督は「非常に気持ちが入ったプレーだった」と高く評価。近日中にベンチに入る際の重視する方針について「チームとしてまとまること」を挙げた。突出した個人の能力に頼らない千葉と相性がよさそうな新指揮官の下、浮上を狙う。

千葉、待ちに待った初勝利 監督解任に奮起

新居辰基