サッカーのスコットランド・プレミアリーグでＭＦ中村俊輔が所属するセルティックが、Ｊリーグ１部（Ｊ１）千葉に所属するＭＦ水野晃樹（２２）の獲得を目前にしていると８日付の地元デーリーレコード紙が報じた。
水野は北京五輪に出場する２３歳以下男子日本代表の中心選手。両クラブ間では移籍について合意に達し、９日にも労働許可証が発行される見通しという。
水野の代理人事務所は「交渉している。まだビザ（労働許可証）の問題が残っている」と、労働許可が取得できれば移籍が決まることを認めた。
同紙によると、セルティックのストラカン監督はかねてアジアの選手の技術を評価しており、中村の活躍でさらにその思いを強くした。
英国で労働許可を得るためには日本代表で一定の試合数に出場していることが求められる。水野はこの要件を満たしていないが、セルティックは労働許可取得に自信を示しているという。
